片岡真実キュレーション「KUAD ANNUAL2019 宇宙船地球号」

移動する屋台ピット

熱帯、亜熱帯気候の東南アジアでは、屋外と屋内の中間領域で生活の多くが営まれている。なかでも移動式の屋台は、仮設的かつ流動的に街や場所を使うことができ、飲食店や野菜・果物の販売などの場、あるいは人々のコミュニケーションの場として重要な役割を担っている。本プロジェクトでは、こうした「屋台の生態系」をめぐる人々の様相が都市空間にどのように展開し、何によって成り立っているのかを考えるため、屋台工場での参与観察も行うなど多角的に調査を進めている。

また、屋台の製造や修繕を行う「屋台ピット」の機能そのものを移動式にした「移動する屋台ピット」を提案。

屋台を含む人々の路上での振る舞いを観察・記録、そして実践し、人が集まることで生まれる巷の復権を目論んでいる。


タイトル: 片岡真実キュレーション「KUAD ANNUAL2019 宇宙船地球号」(東京都立美術館) 

制作年:2019年

東京都美術館

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